君の隣で眠りたい・・・ACT7-1
優香に誕生日プレゼントとして貰った洋服を着て、一日をかけその日はデートを楽しんだ♪優香特製の手作りお弁当まで食べれたんだから♪
無茶苦茶可愛らしい手の込んだお弁当だった!!
それはそれで最高に美味しかった♪幸せそのものだったんだけど・・・
けど・・・
そう・・・けど。なんだよぉ・・・
優香の動物園でのはしゃぎっぷりと言ったら尋常じゃなかった。いかに彼女が動物好きなのか俺は身を持って思い知らされた・・
そう・・俺はある意味、優香の保護者と化していた気がする・・・
あれは・・デートって言うより、保護者付添いでの動物園めぐりだった気がする・・・カップルって感じのあま〜い感じではなかった。
まぁね・・・初デートだし!その前の俺の誕生日にちょっとはイイ思い出来てる訳だからいいけどさ!
「森君・・鷹森君・・」
「へ?・・な・・・なに??・・」
不意に名前を呼ばれた俺は意識を取り戻した。あ・・ちょっと意識飛んでたかもしれない。
今は生徒会役委員会の真っただ中だった!
横を見ればちょっと焦った小嶋さんの顔が見れた。
「よほど退屈らしいな?・・鷹森よ・・・」
声の主の方向を見れば、不敵に笑う生徒会長こと杉村先輩の引き釣り笑いをしている視線とぶつかった。
え・・・と・・・俺・・・何かマズッた??
「退屈なんてとんでもないっ!!」
ん?・・なんだか周りの生徒会役委員の視線がやたら哀れんでいるような??・・・気のせい???
「遠慮するな・・鷹森。お前には体育祭の実行委員長になって貰おう!」
「はいっ?!!!」
体育祭の実行委員長って言ったら、体育祭の各クラスの選ばれた委員の取りまとめと全体の流れを放送委員と組んでやる仕事で!!文化祭の次にめんどくさいと嫌われ度高め絶対やりたいくない委員長ナンバー2に上がる程の実行委員長を俺がっぁあ!??
「ち・・ちょっと待って下さい!!」
焦って声が裏返ってしまったけど、俺の焦りは最高潮だった。
席を立ってまで抗議してみる!
「体育祭の実行委員長って言ったら、通常は生徒会役員の中でも三年生がやってきたじゃないですか?・・俺には無理です!」
「それは・・去年までの事だろう?・・今年から変わったって何ら困る事はない。三年生がやるべきという規定もない。」
あっさりと告げる杉村先輩の口元がやけにニヤけている。
だぁああ!くそっ!!はめられたのか俺!?
「それはそうかもしれませんが・・・俺より先輩たちの中から選ばれた方が・・・」
っておいっ!!残りの三年生全員視線そらすか??そこで!!
「って、言うことだ。次の体育祭までは、あと2週間!頑張ってくれよ。よりよい体育祭になること祈ってる♪」
反論の余地なしって事らしい。満面な笑みで俺を見ている杉村ムラムラの様子を見てれば分かる。
畜生ぉお!陰謀だ!横暴だろ!権力を縦にした計略だ!!
「マジですかい・・・」
俺が席に崩れるように座り込んだ後で、天井を仰ぎ見た。・・
すると・・隣に居た小嶋さんの顔がやけに高く見える。
「会長・・・待って下さい。鷹森君一人では大変だと思います。私がもう一人の実行委員長になってはいけないでしょうか?」
凛とした澄んだ声のあとで、今度は生徒会役委員全体がざわつき始めた。
「ちょっと待って・・去年まで実行委員長は一人だけだったんだぞ?」
「会長は、規定はないと先程おっしゃっていましたよね?・・」
「・・・・。」
俺が慌てて座りなおした頃には、杉村は開きかけた口を悔しげに綴じたところだった。
「私は、体育祭実行委員副委員長に立候補します。」
「・・・・。他に!他に副委員長に立候補する者はいないか?」
杉本先輩が辺りを見渡したところで、みんな俯いてしまってやる気のないことは明白だった。
「許可していただけますね?・・会長・・」
小嶋さんは、はっきりと杉本先輩を見据えるように告げて行く様は、なんだか物凄い迫力がある。静かなんだけど・・芯の強をかい間見た気がした。
「大変だぞ?・・」
「大変なのは、承知です。会長は鷹森君一人にそんな大変な事を押し付ける方ではありませんよね?」
「・・・・。許可しよう。」
溜息交じりに告げた杉本先輩の方が小島さんに折れた感じだ。
俺は呆然と見上げて事の成り行きをつい見守ってしまったけど・・・
「っと・・・あ・・あれ?・・」
って事は・・・・俺と小島さんが、体育祭の実行委員長になったのか??
俺は信じられない気持ちで小島さんを呆けて見上げてしまったかもしれない。
「・・・・・頑張ろうね・・鷹森君・・」
ちょっと困ったようにはにかんで笑う小島さんの笑顔が俺の目に入ってきた。
「こ・・・こちらこそ!!」
俺は姿勢を正して、彼女の方に向き直ると、慌てて頭を下げた。
こうして、きっと生徒会始まって以来、初めてであろう2年の体育祭実行委員長が決まってしまった瞬間だった。
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無茶苦茶可愛らしい手の込んだお弁当だった!!
それはそれで最高に美味しかった♪幸せそのものだったんだけど・・・
けど・・・
そう・・・けど。なんだよぉ・・・
優香の動物園でのはしゃぎっぷりと言ったら尋常じゃなかった。いかに彼女が動物好きなのか俺は身を持って思い知らされた・・
そう・・俺はある意味、優香の保護者と化していた気がする・・・
あれは・・デートって言うより、保護者付添いでの動物園めぐりだった気がする・・・カップルって感じのあま〜い感じではなかった。
まぁね・・・初デートだし!その前の俺の誕生日にちょっとはイイ思い出来てる訳だからいいけどさ!
「森君・・鷹森君・・」
「へ?・・な・・・なに??・・」
不意に名前を呼ばれた俺は意識を取り戻した。あ・・ちょっと意識飛んでたかもしれない。
今は生徒会役委員会の真っただ中だった!
横を見ればちょっと焦った小嶋さんの顔が見れた。
「よほど退屈らしいな?・・鷹森よ・・・」
声の主の方向を見れば、不敵に笑う生徒会長こと杉村先輩の引き釣り笑いをしている視線とぶつかった。
え・・・と・・・俺・・・何かマズッた??
「退屈なんてとんでもないっ!!」
ん?・・なんだか周りの生徒会役委員の視線がやたら哀れんでいるような??・・・気のせい???
「遠慮するな・・鷹森。お前には体育祭の実行委員長になって貰おう!」
「はいっ?!!!」
体育祭の実行委員長って言ったら、体育祭の各クラスの選ばれた委員の取りまとめと全体の流れを放送委員と組んでやる仕事で!!文化祭の次にめんどくさいと嫌われ度高め絶対やりたいくない委員長ナンバー2に上がる程の実行委員長を俺がっぁあ!??
「ち・・ちょっと待って下さい!!」
焦って声が裏返ってしまったけど、俺の焦りは最高潮だった。
席を立ってまで抗議してみる!
「体育祭の実行委員長って言ったら、通常は生徒会役員の中でも三年生がやってきたじゃないですか?・・俺には無理です!」
「それは・・去年までの事だろう?・・今年から変わったって何ら困る事はない。三年生がやるべきという規定もない。」
あっさりと告げる杉村先輩の口元がやけにニヤけている。
だぁああ!くそっ!!はめられたのか俺!?
「それはそうかもしれませんが・・・俺より先輩たちの中から選ばれた方が・・・」
っておいっ!!残りの三年生全員視線そらすか??そこで!!
「って、言うことだ。次の体育祭までは、あと2週間!頑張ってくれよ。よりよい体育祭になること祈ってる♪」
反論の余地なしって事らしい。満面な笑みで俺を見ている杉村ムラムラの様子を見てれば分かる。
畜生ぉお!陰謀だ!横暴だろ!権力を縦にした計略だ!!
「マジですかい・・・」
俺が席に崩れるように座り込んだ後で、天井を仰ぎ見た。・・
すると・・隣に居た小嶋さんの顔がやけに高く見える。
「会長・・・待って下さい。鷹森君一人では大変だと思います。私がもう一人の実行委員長になってはいけないでしょうか?」
凛とした澄んだ声のあとで、今度は生徒会役委員全体がざわつき始めた。
「ちょっと待って・・去年まで実行委員長は一人だけだったんだぞ?」
「会長は、規定はないと先程おっしゃっていましたよね?・・」
「・・・・。」
俺が慌てて座りなおした頃には、杉村は開きかけた口を悔しげに綴じたところだった。
「私は、体育祭実行委員副委員長に立候補します。」
「・・・・。他に!他に副委員長に立候補する者はいないか?」
杉本先輩が辺りを見渡したところで、みんな俯いてしまってやる気のないことは明白だった。
「許可していただけますね?・・会長・・」
小嶋さんは、はっきりと杉本先輩を見据えるように告げて行く様は、なんだか物凄い迫力がある。静かなんだけど・・芯の強をかい間見た気がした。
「大変だぞ?・・」
「大変なのは、承知です。会長は鷹森君一人にそんな大変な事を押し付ける方ではありませんよね?」
「・・・・。許可しよう。」
溜息交じりに告げた杉本先輩の方が小島さんに折れた感じだ。
俺は呆然と見上げて事の成り行きをつい見守ってしまったけど・・・
「っと・・・あ・・あれ?・・」
って事は・・・・俺と小島さんが、体育祭の実行委員長になったのか??
俺は信じられない気持ちで小島さんを呆けて見上げてしまったかもしれない。
「・・・・・頑張ろうね・・鷹森君・・」
ちょっと困ったようにはにかんで笑う小島さんの笑顔が俺の目に入ってきた。
「こ・・・こちらこそ!!」
俺は姿勢を正して、彼女の方に向き直ると、慌てて頭を下げた。
こうして、きっと生徒会始まって以来、初めてであろう2年の体育祭実行委員長が決まってしまった瞬間だった。
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君の隣で眠りたい・・・ACT6-7
「・・・。」
小島さんは顔を強張らせてだまってしまった。口を開きかけるがすぐに口を閉じてしまっている・・・何か言いたいけど・・いえない・・そんな感じに思えた。
「優ちゃん・・人の愛し方なんてそれこそ10人十色でしょう?・・常に傍に居なくたって気持ちが通じて居ればいいって恋もある・・」
トムちゃんが言っても優香は激しく首を振るだけだ。
「そんなの知らない!私はそうは思わない!!好きな人とならずっと傍に居たいもの!!」
「優香・・・」
腕をぎゅっと掴まれて、俺はいたたまれなくなって優香の腕に自分の手を改めて重ねた。少しでも気持ちを落ち着かせるように・・・
「剣ちゃんが何かしたのなら ごめんなさい。」
小島さんは、酷く寂しげに俯いて謝っていた。
まただ!また小島さんは、加賀を庇ってる!!
「小島さ・・痛っ!!」
俺の足元に落ちたのは、マイクをしまう場所としておいてあった100円均一でも売っていそうなプラスチックの容器だった・・・
「ヒデさんっ!?」
あぁ!!マジで痛いッ!!涙が出てきてたじゃないかっ!!なにすんだよっ!!
丁度箱の角にぶちつけたのか・・本当に頭がズキズキと痛む・・
「喋んな。話がややこしゅうなる!」
腕を組んだままむっかりヒデさんが睨んでくる。
んで、俺が睨まれんだよ!!納得いかない!!
「どうして琳ちゃんが謝るの?・変じゃない?・・」
相変わらず優香の表情が厳しい・・何をそんなに怒ってるんだ??・・
やっぱり加賀に何かされたに違いない!!
って!!何をされたんだろう!!
つーか!!やっぱりあの野郎は許せない!!小島さんの彼だろがなんだろうが!一発殴んないと気がすまない!!優香にこんな顔させたんだ!!許せないっ!!
「剣ちゃんがお店を出て行ってから優香ちゃん様子が変だったし・・」
申し訳なさそうに告げる小島さん・・なんでそんな君がくるしまなくちゃならないんだよ!・・悪いのは全てあいつじゃないか!!
「別にさぁ・・だからって、小島が謝ることないんじゃん?・・・優香に何か加賀がしたって言うんなら、加賀に謝らせるべきなんじゃん?」
いいぞ!!ジーちゃん!珍しく正論だ!!
「でも・・この場に居るのは私だから・・」
それでも俯き頭を優香に下げてくる。あんまりにもそれが痛々しくて、
俺が口を挟もうとしたときだ、ヒデさんの妙な咳払いが聞こえてそちらを見ると、今度はマイクを構えている!?もしかして投げる気ィですかい??
無理無理無理無理!!受け止められませんっ!!そんなものっ!!
俺は仕方なく口を閉じた。後は優香次第だ・・
小島さんにはなんにも落ち度ないじゃないか・・・小島さんにあたるのはお門違いだろう???
「優香・・・加賀に何かされたんだったら、俺が加賀に言ってやるから・・」
優香の顔を覗き込んで安心させたくて、俺はそっと彼女を抱きしめた。
何があったか知らないけど・・優香の気持ちを沈めたくて・・
「私は俊郎と居たいの。誰でもない・・俊郎の傍に居たい・・」
優香のか細い声が耳元に入って、俺はなおもしっかりと優香を抱きしめた。
「大丈夫。・・俺はここ居るよ・・優香の傍にずっと居るから・・」
こんなにも優香は俺を想ってくれてる・・胸が熱くなって来る・・
小さい優香が愛しくてたまらない・・
「っと・・時間やな・・もうそろそろ帰るか?・・」
ヒデさんが告げた言葉に俺は顔を上げた。
「ああ・・おたくらの一時間分余計に払っといてやるからさ♪二人だけの時間をまぁ楽しんでこいって♪」
ジーちゃんが去り際にぽんぽんと俺の頭を叩いていく・・
「なぬ!?マジで??」
「そんな驚くことないでしょう?・・聞いてなかった?・・」
知らなかったの?というニュアンスでトムちゃんに言われて、初めてヒデさんとジーちゃんの言葉が脳裏に蘇る。
そうか!!二人だけの時間って・・このことか!!
「有難う・・・」
俺は本当に友達に恵まれてるよ。心底皆に感謝しながら俺は皆を見送った。
「心配のネタは、私に任せておきなさい。あんたがそれ以上気に病むことないんだから・・・それ以上考えたら殺すわよ。」
最後の最後でトムちゃんが振り返りざま言った言葉だった・・
あははは★さすがトムちゃん。見てるなぁ〜・・しっかり・・・
俺が小島さん気にかけてたのバレバレか・・・
でも・・それも当然か・・
俺が一番気にしなくちゃいけない相手は、俺の胸に縋るようにいる優香・・君だもんな・・・
誰も居なくなって、急に静かになった・・なんだか妙な感じだ。
さて困った!俺こういう沈黙が実は非常に苦手だったりするんだけど・・
「せっかくあと一時間だし・・カラオケしようか?・・」
反応なしっ!!!ぁあああっ!!俺の馬鹿馬鹿!!何を言ってんだ??
こういうときどうすりゃいいんだ!??
「・・・俊郎・・・」
「はい?・・」
頭の中でパニックになってた俺の胸から顔を起こした優香が目に入った。俺の腕の中に居る訳だから、超間近に彼女の顔が見てとれる。
彼女の瞳は濡れたまま俺を見てる・・切なげに・・
どうしてそんな切ない表情してるんだ??・・なんで??・
「俊郎は・・・・」
「ん?・・・」
あまりにも彼女の顔が近すぎて、また胸がドキドキしてきた・・さっき考えてた妄想が蘇ってくる。
初めてのキスの事・・・あの時も二人きりだったっけ・・・
「私の事・・好き?・・」
意外な質問だった。・・今更だろう?・・好きじゃなかったらつきあってなんてない・・・
「好きだよ・・好きじゃなかったら、付き合ってないだろう?・・」
「友達としてじゃなく?・・」
切なげに訴えてくる優香に、俺は戸惑うばかりだ・・・
「当たり前だろう?・・どうしてそんな事・・・」
「なら・・キ・・ス・・・して・・」
濡れるような瞳のまま俺を見てる・・恥ずかしさもあるんだろう・・
か細い小さい声・・一生懸命に言っている感じだ・・
何を加賀に言われたかされたか・・分からない・・・けど!!
「俺は優香が好きだよ・・・愛してる・・」
ちょっと自分では、歯が浮くような台詞だけど・・それは俺の本当の気持ちだから・・・
俺は優香を抱きしめながら優香にキスをした・・
最初は触れるか触れない程度のキスで・・・
その後はちょっと勇気を出して深い大人のキスってヤツをしてみた・・
嫌がられるかもしれないって思ったけど・・・優香は嫌がるどころか俺の傍にもたれかかるように力なくしたようになってしまった・・
時折漏れる・・彼女の甘い吐息が俺を刺激して・・・
うわッ・・ちょっとヤバイッ・・理性が・・・
ガチャ
「お待たせしました〜♪ジンジャーエールとオレンジジュー・・・し・・失礼しました!!!」
俺と優香が慌てて離れたのは言うまでもないっ・・・
なんてタイミングでくるんだよっ!!って言うか!!そんなもん頼んでないしっ!!
まぁ・・ちょっと悔しいような気もするけど・・・助かったような気もする・・・
それは本音かもしれない・・勢いでするもんじゃないもんな・・・
優香をそっと盗み見ると彼女も、どこかホッとした顔をしてる・・
俺ときっと同じ気持ちだったのかもしれない・・
俺と視線があうと、彼女はどこか照れたような笑顔を見せていた。
どちらからともなく、俺たちは笑ってしまった。
何故か分からないけど・・きっと安心したのかもしれない・・
それから、俺と優香は残りの時間、きっちりと二人でマイクを離すことなく歌いまくってしまった♪
最後は何故かわからないけど・・優香希望のアンパンマンのマーチで締めくくったのが意外だったけど・・・凄く濃い一時間だった気がする。
こうして俺の誕生会は無事??終わった♪
皆からのプレゼントは一人一人の気持ちを受け止めるつもりで、ご馳走になったり使わせてもらうことにした♪
本当・・俺って幸せ者かもしれない・・
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「優ちゃん・・人の愛し方なんてそれこそ10人十色でしょう?・・常に傍に居なくたって気持ちが通じて居ればいいって恋もある・・」
トムちゃんが言っても優香は激しく首を振るだけだ。
「そんなの知らない!私はそうは思わない!!好きな人とならずっと傍に居たいもの!!」
「優香・・・」
腕をぎゅっと掴まれて、俺はいたたまれなくなって優香の腕に自分の手を改めて重ねた。少しでも気持ちを落ち着かせるように・・・
「剣ちゃんが何かしたのなら ごめんなさい。」
小島さんは、酷く寂しげに俯いて謝っていた。
まただ!また小島さんは、加賀を庇ってる!!
「小島さ・・痛っ!!」
俺の足元に落ちたのは、マイクをしまう場所としておいてあった100円均一でも売っていそうなプラスチックの容器だった・・・
「ヒデさんっ!?」
あぁ!!マジで痛いッ!!涙が出てきてたじゃないかっ!!なにすんだよっ!!
丁度箱の角にぶちつけたのか・・本当に頭がズキズキと痛む・・
「喋んな。話がややこしゅうなる!」
腕を組んだままむっかりヒデさんが睨んでくる。
んで、俺が睨まれんだよ!!納得いかない!!
「どうして琳ちゃんが謝るの?・変じゃない?・・」
相変わらず優香の表情が厳しい・・何をそんなに怒ってるんだ??・・
やっぱり加賀に何かされたに違いない!!
って!!何をされたんだろう!!
つーか!!やっぱりあの野郎は許せない!!小島さんの彼だろがなんだろうが!一発殴んないと気がすまない!!優香にこんな顔させたんだ!!許せないっ!!
「剣ちゃんがお店を出て行ってから優香ちゃん様子が変だったし・・」
申し訳なさそうに告げる小島さん・・なんでそんな君がくるしまなくちゃならないんだよ!・・悪いのは全てあいつじゃないか!!
「別にさぁ・・だからって、小島が謝ることないんじゃん?・・・優香に何か加賀がしたって言うんなら、加賀に謝らせるべきなんじゃん?」
いいぞ!!ジーちゃん!珍しく正論だ!!
「でも・・この場に居るのは私だから・・」
それでも俯き頭を優香に下げてくる。あんまりにもそれが痛々しくて、
俺が口を挟もうとしたときだ、ヒデさんの妙な咳払いが聞こえてそちらを見ると、今度はマイクを構えている!?もしかして投げる気ィですかい??
無理無理無理無理!!受け止められませんっ!!そんなものっ!!
俺は仕方なく口を閉じた。後は優香次第だ・・
小島さんにはなんにも落ち度ないじゃないか・・・小島さんにあたるのはお門違いだろう???
「優香・・・加賀に何かされたんだったら、俺が加賀に言ってやるから・・」
優香の顔を覗き込んで安心させたくて、俺はそっと彼女を抱きしめた。
何があったか知らないけど・・優香の気持ちを沈めたくて・・
「私は俊郎と居たいの。誰でもない・・俊郎の傍に居たい・・」
優香のか細い声が耳元に入って、俺はなおもしっかりと優香を抱きしめた。
「大丈夫。・・俺はここ居るよ・・優香の傍にずっと居るから・・」
こんなにも優香は俺を想ってくれてる・・胸が熱くなって来る・・
小さい優香が愛しくてたまらない・・
「っと・・時間やな・・もうそろそろ帰るか?・・」
ヒデさんが告げた言葉に俺は顔を上げた。
「ああ・・おたくらの一時間分余計に払っといてやるからさ♪二人だけの時間をまぁ楽しんでこいって♪」
ジーちゃんが去り際にぽんぽんと俺の頭を叩いていく・・
「なぬ!?マジで??」
「そんな驚くことないでしょう?・・聞いてなかった?・・」
知らなかったの?というニュアンスでトムちゃんに言われて、初めてヒデさんとジーちゃんの言葉が脳裏に蘇る。
そうか!!二人だけの時間って・・このことか!!
「有難う・・・」
俺は本当に友達に恵まれてるよ。心底皆に感謝しながら俺は皆を見送った。
「心配のネタは、私に任せておきなさい。あんたがそれ以上気に病むことないんだから・・・それ以上考えたら殺すわよ。」
最後の最後でトムちゃんが振り返りざま言った言葉だった・・
あははは★さすがトムちゃん。見てるなぁ〜・・しっかり・・・
俺が小島さん気にかけてたのバレバレか・・・
でも・・それも当然か・・
俺が一番気にしなくちゃいけない相手は、俺の胸に縋るようにいる優香・・君だもんな・・・
誰も居なくなって、急に静かになった・・なんだか妙な感じだ。
さて困った!俺こういう沈黙が実は非常に苦手だったりするんだけど・・
「せっかくあと一時間だし・・カラオケしようか?・・」
反応なしっ!!!ぁあああっ!!俺の馬鹿馬鹿!!何を言ってんだ??
こういうときどうすりゃいいんだ!??
「・・・俊郎・・・」
「はい?・・」
頭の中でパニックになってた俺の胸から顔を起こした優香が目に入った。俺の腕の中に居る訳だから、超間近に彼女の顔が見てとれる。
彼女の瞳は濡れたまま俺を見てる・・切なげに・・
どうしてそんな切ない表情してるんだ??・・なんで??・
「俊郎は・・・・」
「ん?・・・」
あまりにも彼女の顔が近すぎて、また胸がドキドキしてきた・・さっき考えてた妄想が蘇ってくる。
初めてのキスの事・・・あの時も二人きりだったっけ・・・
「私の事・・好き?・・」
意外な質問だった。・・今更だろう?・・好きじゃなかったらつきあってなんてない・・・
「好きだよ・・好きじゃなかったら、付き合ってないだろう?・・」
「友達としてじゃなく?・・」
切なげに訴えてくる優香に、俺は戸惑うばかりだ・・・
「当たり前だろう?・・どうしてそんな事・・・」
「なら・・キ・・ス・・・して・・」
濡れるような瞳のまま俺を見てる・・恥ずかしさもあるんだろう・・
か細い小さい声・・一生懸命に言っている感じだ・・
何を加賀に言われたかされたか・・分からない・・・けど!!
「俺は優香が好きだよ・・・愛してる・・」
ちょっと自分では、歯が浮くような台詞だけど・・それは俺の本当の気持ちだから・・・
俺は優香を抱きしめながら優香にキスをした・・
最初は触れるか触れない程度のキスで・・・
その後はちょっと勇気を出して深い大人のキスってヤツをしてみた・・
嫌がられるかもしれないって思ったけど・・・優香は嫌がるどころか俺の傍にもたれかかるように力なくしたようになってしまった・・
時折漏れる・・彼女の甘い吐息が俺を刺激して・・・
うわッ・・ちょっとヤバイッ・・理性が・・・
ガチャ
「お待たせしました〜♪ジンジャーエールとオレンジジュー・・・し・・失礼しました!!!」
俺と優香が慌てて離れたのは言うまでもないっ・・・
なんてタイミングでくるんだよっ!!って言うか!!そんなもん頼んでないしっ!!
まぁ・・ちょっと悔しいような気もするけど・・・助かったような気もする・・・
それは本音かもしれない・・勢いでするもんじゃないもんな・・・
優香をそっと盗み見ると彼女も、どこかホッとした顔をしてる・・
俺ときっと同じ気持ちだったのかもしれない・・
俺と視線があうと、彼女はどこか照れたような笑顔を見せていた。
どちらからともなく、俺たちは笑ってしまった。
何故か分からないけど・・きっと安心したのかもしれない・・
それから、俺と優香は残りの時間、きっちりと二人でマイクを離すことなく歌いまくってしまった♪
最後は何故かわからないけど・・優香希望のアンパンマンのマーチで締めくくったのが意外だったけど・・・凄く濃い一時間だった気がする。
こうして俺の誕生会は無事??終わった♪
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本当・・俺って幸せ者かもしれない・・
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君の隣で眠りたい・・・ACT6-6
俺がそのカラオケボックスに漂ってる不穏な空気を感じながら、歌い終わった頃、改めて小島さんから、誕生日プレゼントを手渡された。
それは小さい小箱だった。シンプルなプレゼント用の包装紙が巻かれ赤いリボンが小さく添えるようにある。
シンプルだけどそれがまたお洒落に思えた。
「お誕生日おめでとう・・・」
「有難う♪・・開けていいかな?」
「気に入ってもらえると良いんだけれど・・」
ちょっとワクワクしながら、小島さんが小さく頷いたのを見た後で、綺麗にリボンと包装紙を剥がした後で開けてみると・・・
革で出来たシンプルなキーホルダーだった。俺の名前がローマ字で焼き印を記されていて反対側はバイクの跡がつけられている。
キーホルダー・・これってバイクの・・シンプルだけど・・超カッコイイかも♪
「キーホルダー?・・・へぇ〜・・革のなんて洒落てるじゃん♪・・」
「イニシャルまで入ってるし・・お洒落かも♪琳ちゃんらしいね♪」
「忘れっぽい奴やから、名前彫ってあって丁度ええんちゃうか?」
みんなが口々に感想を述べる頃、俺は改めて小島さんに向かって礼を言っていた。
小島さんからのキーホルダーだって!大事にしなくちゃな♪
「有難う♪早速これ使わせて貰うよ♪」
改めて小島さんに礼を言って座り、そのキーホルダーをつけ終えポケットにしまいこんだ。
バタン!!
大きい物音で皆が一斉にその物音のした方角を見やる。
ドアを勢い良く開け放ち入ってきたのは俯き加減の優香だった。
そのままの勢いで、俺の方目掛け腰掛けると俺の腕を掴んだまま顔を埋めてしまった。
なんだなんだ??一体どうしたんだ??
「優香??・・・」
一向に優香は顔を上げようとはしない。なんだか様子が変だ。
俺は改めて優香の方に向き抱きかかえるように腕を伸ばす・・・
「どうしたんだよ?・・優香・・黙ってたら分からないだろう?・・なに?・・具合でも悪くなった??」
俺は安心させるようにしっかりと抱きしめながら優香の顔を見ようとするけれど、彼女は一向に顔をあげようとはしない・・・
一体何があったっていうんだ??
「なんぞ悪いもん食うたんとちゃうか?・・」
「 じゃあるまいし!!」
「ぁああ?〜なんかそれ酷くねぇ??」
三人が優香の傍にまでやってきて口々に心配して大丈夫かと声をかけても反応すらしない・・ただ俺の腕にしがみついたきり離そうとはしなっかった。
皆が途方にくれかける頃・・小島さんが神妙な顔をして優香に声をかけてきた・・
「優香ちゃん・・・剣ちゃんと何かあった?・・・」
一瞬俺の腕に顔を埋めたままの優香が、反応したように見えた。
ちょっと待て!!加賀に何かされたのか?!!
「優香!まさか・・加賀に何かされたのか??」
俺が心配してなんとか優香の表情を読み取ろうとしたときだ・・
不意に優香が顔をあげていた・・目を潤ませたままで・・
加賀に何かされたんだ!!
「優香・・加賀に何か・・」
「琳ちゃんは、本当に加賀ちゃんの事好きなの??」
俺が問いただすよりも、優香に言葉を遮られてしまった。優香の目尻にためた涙が今にもこぼれそうで、・・・俺は胸が締め付けられる思いと加賀に対しての怒りで身体の中の熱という熱が沸騰しそうだ。
「綾小路?・・どないしたんや?・・ほんまに・・」
ヒデさんも顔を曇らせたまま呟くが目の前の優香には届いてないように思えた。
「ねぇ!琳ちゃん!黙ってないで応えて!!」
いつもの優香じゃないみたいだ・・涙に耐え身体を微かに震わせて・・
小島さんは、そんな優香に睨まれてただただ驚いているようだった・・
「本当は加賀ちゃんの事好きでもなんでもないんじゃないの?・・ただカッコイイから傍に居るだけなんじゃないの?・・」
「優ちゃん!・・」
トムちゃんがさすがに表情を強張らせて止めに入ってくれた。
「きっつ〜・・・なにがあったか知んないけどさ・・突然キレんのはどうよ?・・」
じーちゃんが苦笑しながら呟いたが自体は好転なんてしなかった。
「キレてなんてない!!私は・・・私が言いたいのはっ好きな人とならずっと傍に居たいって思うのが普通だと思うけど・・琳ちゃんは平気なの?・・・」
凄く冷たい言い方だった。・・俺の目の前に居る優香が別人に見えるくらい・・
★只今、ランキングに参加中です!!こ〜んなつたないもの書きをしとりますが!もし!お目にとまった際には出来ましたら、応援の程よろしくお願いいたします!!皆さんの!そこのあなたの愛ある応援こそ!!が!!それこそが、なによりもの古田の励みとなっております♪
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それは小さい小箱だった。シンプルなプレゼント用の包装紙が巻かれ赤いリボンが小さく添えるようにある。
シンプルだけどそれがまたお洒落に思えた。
「お誕生日おめでとう・・・」
「有難う♪・・開けていいかな?」
「気に入ってもらえると良いんだけれど・・」
ちょっとワクワクしながら、小島さんが小さく頷いたのを見た後で、綺麗にリボンと包装紙を剥がした後で開けてみると・・・
革で出来たシンプルなキーホルダーだった。俺の名前がローマ字で焼き印を記されていて反対側はバイクの跡がつけられている。
キーホルダー・・これってバイクの・・シンプルだけど・・超カッコイイかも♪
「キーホルダー?・・・へぇ〜・・革のなんて洒落てるじゃん♪・・」
「イニシャルまで入ってるし・・お洒落かも♪琳ちゃんらしいね♪」
「忘れっぽい奴やから、名前彫ってあって丁度ええんちゃうか?」
みんなが口々に感想を述べる頃、俺は改めて小島さんに向かって礼を言っていた。
小島さんからのキーホルダーだって!大事にしなくちゃな♪
「有難う♪早速これ使わせて貰うよ♪」
改めて小島さんに礼を言って座り、そのキーホルダーをつけ終えポケットにしまいこんだ。
バタン!!
大きい物音で皆が一斉にその物音のした方角を見やる。
ドアを勢い良く開け放ち入ってきたのは俯き加減の優香だった。
そのままの勢いで、俺の方目掛け腰掛けると俺の腕を掴んだまま顔を埋めてしまった。
なんだなんだ??一体どうしたんだ??
「優香??・・・」
一向に優香は顔を上げようとはしない。なんだか様子が変だ。
俺は改めて優香の方に向き抱きかかえるように腕を伸ばす・・・
「どうしたんだよ?・・優香・・黙ってたら分からないだろう?・・なに?・・具合でも悪くなった??」
俺は安心させるようにしっかりと抱きしめながら優香の顔を見ようとするけれど、彼女は一向に顔をあげようとはしない・・・
一体何があったっていうんだ??
「なんぞ悪いもん食うたんとちゃうか?・・」
「 じゃあるまいし!!」
「ぁああ?〜なんかそれ酷くねぇ??」
三人が優香の傍にまでやってきて口々に心配して大丈夫かと声をかけても反応すらしない・・ただ俺の腕にしがみついたきり離そうとはしなっかった。
皆が途方にくれかける頃・・小島さんが神妙な顔をして優香に声をかけてきた・・
「優香ちゃん・・・剣ちゃんと何かあった?・・・」
一瞬俺の腕に顔を埋めたままの優香が、反応したように見えた。
ちょっと待て!!加賀に何かされたのか?!!
「優香!まさか・・加賀に何かされたのか??」
俺が心配してなんとか優香の表情を読み取ろうとしたときだ・・
不意に優香が顔をあげていた・・目を潤ませたままで・・
加賀に何かされたんだ!!
「優香・・加賀に何か・・」
「琳ちゃんは、本当に加賀ちゃんの事好きなの??」
俺が問いただすよりも、優香に言葉を遮られてしまった。優香の目尻にためた涙が今にもこぼれそうで、・・・俺は胸が締め付けられる思いと加賀に対しての怒りで身体の中の熱という熱が沸騰しそうだ。
「綾小路?・・どないしたんや?・・ほんまに・・」
ヒデさんも顔を曇らせたまま呟くが目の前の優香には届いてないように思えた。
「ねぇ!琳ちゃん!黙ってないで応えて!!」
いつもの優香じゃないみたいだ・・涙に耐え身体を微かに震わせて・・
小島さんは、そんな優香に睨まれてただただ驚いているようだった・・
「本当は加賀ちゃんの事好きでもなんでもないんじゃないの?・・ただカッコイイから傍に居るだけなんじゃないの?・・」
「優ちゃん!・・」
トムちゃんがさすがに表情を強張らせて止めに入ってくれた。
「きっつ〜・・・なにがあったか知んないけどさ・・突然キレんのはどうよ?・・」
じーちゃんが苦笑しながら呟いたが自体は好転なんてしなかった。
「キレてなんてない!!私は・・・私が言いたいのはっ好きな人とならずっと傍に居たいって思うのが普通だと思うけど・・琳ちゃんは平気なの?・・・」
凄く冷たい言い方だった。・・俺の目の前に居る優香が別人に見えるくらい・・
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君の隣で眠りたい・・・ACT6-5
そう・・小嶋さんと加賀は同じクリーム色のポロシャツを着こんでいて
嫌みなくらいそれがまた美男美女で似あっている・・・
理想のカップルってこういうことをいうんだろう・・・・
でもなんでだろう・・胸がムカムカする。
「加賀も来たんやったら、どうや?・・一緒に?・・」
ひっ!・・ヒデさん!?・・それ酷くねぇ??・・俺こいつだけには!!祝って欲しくないんですけど???
「俺は遠慮しとく・・・俺は琳を送ってきただけだからな・・あ・・そうか・・一応言っておかないとな?・・鷹森・・誕生日おめでとう!俺からのプレゼントだ・・・・」
空中を舞い俺の手元にやってきたのは・・・
そこらへんの自販機で買ったコーヒーじゃねぇかっ!!
「お前コーヒー好きだったろう?・・」
口元ニヤつかせて言ってきた!!んの野郎!!人の事馬鹿にしやがって!!うぅ・・・ここで怒ったら奴の思うツボだ!!
「あ・・有難うな!ありがたく飲むよ。」
「遠慮しなくていいだろう?・・自販機コーヒーだ。」
「剣ちゃん!」
責めるような小嶋さんの言葉に笑いながら手を振りまた迎えにくると言って片手をあげ早々に去って行ってしまった。
やっぱり!!あの野郎だけは嫌いだ!!
「ったく・・しょうもないことすんなぁ・・」
ヒデさんもあきれ顔だ。小嶋さんはごめんね・・と俺に頭を下げてきていた。
「いや・・いいんだけど・・でも・・小嶋さんも来てくれたんだ?・・嬉しいよ♪」
俺は正直な気持ちを告げただけだったんだけど・・・
俺の隣に座っていた優香がすくっと勢い良く立ちあがった。
「優香?・・・」
「ごめん・・ちょっとトイレ・・」
苦笑しながら、優香はいそいそとボックスを出て行く最中、小嶋さんが優香の方に振り返る・・神妙な顔をして・・・
「私・・すぐ帰るから・・鷹森君にプレゼント渡したら・・」
「せっかく来たんだもの・・・急いで帰ることないんじゃない・・・」
なんだろう・・・なんか優香の言葉には棘があるように感じて俺は眉をひそめた。せっかく来てくれた小嶋さんになんでそんな言い方してんだよ・・
俺が口を開きかけようとしたとき、優香とは反対に居たジーちゃんに背後から抱え込まれ首を絞められてしまった。
「うっ・・・」
「はいはい・・いっちょここで本日の主役に一曲歌ってもらおうじゃないの!!」
「俺からっ!?」
「当り前やろ!?自分、今日の主役やんけ!」
ヒデさんがひょっこり顔を出して叫んでる。
マジですか!?・・俺から???心の準備がっ!!
「帰ることないわよ琳ちゃん。ちゃんと琳ちゃんの分とってあるんだから♪」
トムちゃんが、小嶋さんを手で呼びよせて自分の隣を開けて腰かけさせている。さすがトムちゃん!ナイスフォロー!!
俺が感心している間に、ヒデさんがカラオケのリモコンと分厚い雑誌とをにらめっこしてる。
ちょっと待て!俺に選ぶ権利なしですかい!?
「俺が歌うんだから俺に選ばさせてくれたって・・」
「お前・・B'zやったら唄えるやろ??」
まぁ・・そりゃそうですが!・・ちょっと違うような・・・
「いいから歌っとけ!」
ジーちゃんにまでそう言われて強引にマイクを押し付けられた。
んだよ・・皆・・変じゃないか??
俺が皆に聞こうとするより以前にイントロが始まってしまった。
流れてきたのは・・・
『君の隣で眠らせて・・』
だった。俺が好きな曲ではあるけど・・・な〜んか引っ掛かるんだよなぁ・・なんで??・・・
俺の気のせいかなぁ・・な〜んか不穏な空気が漂ってるような??
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嫌みなくらいそれがまた美男美女で似あっている・・・
理想のカップルってこういうことをいうんだろう・・・・
でもなんでだろう・・胸がムカムカする。
「加賀も来たんやったら、どうや?・・一緒に?・・」
ひっ!・・ヒデさん!?・・それ酷くねぇ??・・俺こいつだけには!!祝って欲しくないんですけど???
「俺は遠慮しとく・・・俺は琳を送ってきただけだからな・・あ・・そうか・・一応言っておかないとな?・・鷹森・・誕生日おめでとう!俺からのプレゼントだ・・・・」
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そこらへんの自販機で買ったコーヒーじゃねぇかっ!!
「お前コーヒー好きだったろう?・・」
口元ニヤつかせて言ってきた!!んの野郎!!人の事馬鹿にしやがって!!うぅ・・・ここで怒ったら奴の思うツボだ!!
「あ・・有難うな!ありがたく飲むよ。」
「遠慮しなくていいだろう?・・自販機コーヒーだ。」
「剣ちゃん!」
責めるような小嶋さんの言葉に笑いながら手を振りまた迎えにくると言って片手をあげ早々に去って行ってしまった。
やっぱり!!あの野郎だけは嫌いだ!!
「ったく・・しょうもないことすんなぁ・・」
ヒデさんもあきれ顔だ。小嶋さんはごめんね・・と俺に頭を下げてきていた。
「いや・・いいんだけど・・でも・・小嶋さんも来てくれたんだ?・・嬉しいよ♪」
俺は正直な気持ちを告げただけだったんだけど・・・
俺の隣に座っていた優香がすくっと勢い良く立ちあがった。
「優香?・・・」
「ごめん・・ちょっとトイレ・・」
苦笑しながら、優香はいそいそとボックスを出て行く最中、小嶋さんが優香の方に振り返る・・神妙な顔をして・・・
「私・・すぐ帰るから・・鷹森君にプレゼント渡したら・・」
「せっかく来たんだもの・・・急いで帰ることないんじゃない・・・」
なんだろう・・・なんか優香の言葉には棘があるように感じて俺は眉をひそめた。せっかく来てくれた小嶋さんになんでそんな言い方してんだよ・・
俺が口を開きかけようとしたとき、優香とは反対に居たジーちゃんに背後から抱え込まれ首を絞められてしまった。
「うっ・・・」
「はいはい・・いっちょここで本日の主役に一曲歌ってもらおうじゃないの!!」
「俺からっ!?」
「当り前やろ!?自分、今日の主役やんけ!」
ヒデさんがひょっこり顔を出して叫んでる。
マジですか!?・・俺から???心の準備がっ!!
「帰ることないわよ琳ちゃん。ちゃんと琳ちゃんの分とってあるんだから♪」
トムちゃんが、小嶋さんを手で呼びよせて自分の隣を開けて腰かけさせている。さすがトムちゃん!ナイスフォロー!!
俺が感心している間に、ヒデさんがカラオケのリモコンと分厚い雑誌とをにらめっこしてる。
ちょっと待て!俺に選ぶ権利なしですかい!?
「俺が歌うんだから俺に選ばさせてくれたって・・」
「お前・・B'zやったら唄えるやろ??」
まぁ・・そりゃそうですが!・・ちょっと違うような・・・
「いいから歌っとけ!」
ジーちゃんにまでそう言われて強引にマイクを押し付けられた。
んだよ・・皆・・変じゃないか??
俺が皆に聞こうとするより以前にイントロが始まってしまった。
流れてきたのは・・・
『君の隣で眠らせて・・』
だった。俺が好きな曲ではあるけど・・・な〜んか引っ掛かるんだよなぁ・・なんで??・・・
俺の気のせいかなぁ・・な〜んか不穏な空気が漂ってるような??
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君の隣で眠りたい・・・ACT6-4
俺と優香はその後、皆と待ち合わせたカラオケボックスに行くと、ジーちゃん始めヒデさんとトムちゃんのクラッカーで出迎えられて、めちゃくちゃ驚いた!!
嬉しいけど・・・けど・・心臓に悪いっ!!
その後皆で乾杯をし俺の誕生会が始まった♪
ジーちゃん、ヒデさん、トムちゃん、優香に・・・その場には居ない小嶋さんの4人からのケーキと皆からのプレゼントを貰った♪
ジーちゃんからは、ジーちゃん好みのアイドル集の分厚い本一冊と、これでもか!!と入った新商品のお菓子詰め合わせセット♪
ヒデさんからは、新発売されたバッシュッ♪
トムちゃんからは、三教科の参考書と文具類・・・
優香からは、手作りのガトーショコラと・・・・
「ゆ・・・優香・・・これって??・・・」
目の前に差し出されたのは、洋服一式!!
手に取れば、うとい俺だって分かるくらいの・・高級な服だろう事は嫌でもわかる。
ラフな普段着でも着れそうな黒を基調としたシャツにズボン。
「すげぇ!これって・・・【Roots】じゃん!!」
「優香??・・これいくらしたの!?」
ブランドに詳しいだろうジーちゃんとトムちゃんが俺を押しのけて洋服に飛びついた。
俺・・今日の主役なんですけどぉ〜・・・
「そんな高くなかったよ?・・安かったもの。」
「・・シャツに・・このズボン超〜はきやすそう!〜!!」
「安いわけないじゃない!!【Roots】って言ったら、今や超有名な日本のブランドよ??知らないの??・・これって俊郎が着るのよね??」
冷静沈着が売りのトムちゃんも、なんだか興奮気味のような・・
気のせいか・・・ジーちゃんとトムちゃんの冷ややかな視線が痛い。
「な・・なんだよ!?」
「俊郎に着せるの勿体なくない?・・」
「そうだそうだ!【Roots】の価値の分からない奴に着せるなんて勿体ない!!俺が貰っとく!!」
ジーちゃんが持っていこうとする洋服を俺は慌てて死守した!
冗談じゃない!!
「これはっ!!優香が俺の為に選んでくれたんだ!俺のだよ!!あげれるわけないだろう!?」
「俊郎・・デートの時着てきてね♪」
にっこり微笑まれて、俺は力強く頷いた。
気恥ずかしいけど・・・っても・・・・これいくらしたんだろう??
俺は洋服を片付けていると、優香が見かねて代わりにもと通りに箱に包み入れ袋に入れなおしてくれた。
「馬子にも衣装や・・・たまにはええんちゃう?・・なぁ?」
「あ!それっいいかも♪」
ヒデさん・・それ・・・助け舟になってないからさ・・・
ったく、ジーちゃんも、トムちゃんも笑い過ぎだっつーの!!
皆が持ち寄ってくれたケーキやらお菓子をある程度食べ終えた頃だ・・
これからカラオケにいよいよ突入かって時の事だ・・
「あぁ〜っ・・やっと来た!!」
「遅いで!小嶋!!」
「もう少し遅かったら、俺が全部食っちゃうところだぞ?・」
皆が口ぐちにつぶやいたのを境に、俺は入口の方を見入ると、そこには
普段着に着替えたであろう小嶋さんが、はにかむように微笑んで立っていた。
「遅くなってごめんね・・・」
「なんだ・・まだお開きじゃなかったのか?・・」
うっ・・背後には加賀が立っている。前髪をうっとおしそうに書きあげながら軽く一瞥してくる。
本当っ!!いちいち嫌な奴だなぁ!!
しかも、なんだそれ!?・・これみよがしのペアルック!?
おぉ〜お!?小嶋さんの肩を抱いてるし!!
畜生ぉ!!絵になってんじゃんか!!
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その後皆で乾杯をし俺の誕生会が始まった♪
ジーちゃん、ヒデさん、トムちゃん、優香に・・・その場には居ない小嶋さんの4人からのケーキと皆からのプレゼントを貰った♪
ジーちゃんからは、ジーちゃん好みのアイドル集の分厚い本一冊と、これでもか!!と入った新商品のお菓子詰め合わせセット♪
ヒデさんからは、新発売されたバッシュッ♪
トムちゃんからは、三教科の参考書と文具類・・・

優香からは、手作りのガトーショコラと・・・・
「ゆ・・・優香・・・これって??・・・」
目の前に差し出されたのは、洋服一式!!
手に取れば、うとい俺だって分かるくらいの・・高級な服だろう事は嫌でもわかる。
ラフな普段着でも着れそうな黒を基調としたシャツにズボン。
「すげぇ!これって・・・【Roots】じゃん!!」
「優香??・・これいくらしたの!?」
ブランドに詳しいだろうジーちゃんとトムちゃんが俺を押しのけて洋服に飛びついた。
俺・・今日の主役なんですけどぉ〜・・・
「そんな高くなかったよ?・・安かったもの。」
「・・シャツに・・このズボン超〜はきやすそう!〜!!」
「安いわけないじゃない!!【Roots】って言ったら、今や超有名な日本のブランドよ??知らないの??・・これって俊郎が着るのよね??」
冷静沈着が売りのトムちゃんも、なんだか興奮気味のような・・
気のせいか・・・ジーちゃんとトムちゃんの冷ややかな視線が痛い。
「な・・なんだよ!?」
「俊郎に着せるの勿体なくない?・・」
「そうだそうだ!【Roots】の価値の分からない奴に着せるなんて勿体ない!!俺が貰っとく!!」
ジーちゃんが持っていこうとする洋服を俺は慌てて死守した!
冗談じゃない!!
「これはっ!!優香が俺の為に選んでくれたんだ!俺のだよ!!あげれるわけないだろう!?」
「俊郎・・デートの時着てきてね♪」
にっこり微笑まれて、俺は力強く頷いた。
気恥ずかしいけど・・・っても・・・・これいくらしたんだろう??
俺は洋服を片付けていると、優香が見かねて代わりにもと通りに箱に包み入れ袋に入れなおしてくれた。
「馬子にも衣装や・・・たまにはええんちゃう?・・なぁ?」
「あ!それっいいかも♪」
ヒデさん・・それ・・・助け舟になってないからさ・・・
ったく、ジーちゃんも、トムちゃんも笑い過ぎだっつーの!!
皆が持ち寄ってくれたケーキやらお菓子をある程度食べ終えた頃だ・・
これからカラオケにいよいよ突入かって時の事だ・・
「あぁ〜っ・・やっと来た!!」
「遅いで!小嶋!!」
「もう少し遅かったら、俺が全部食っちゃうところだぞ?・」
皆が口ぐちにつぶやいたのを境に、俺は入口の方を見入ると、そこには
普段着に着替えたであろう小嶋さんが、はにかむように微笑んで立っていた。
「遅くなってごめんね・・・」
「なんだ・・まだお開きじゃなかったのか?・・」
うっ・・背後には加賀が立っている。前髪をうっとおしそうに書きあげながら軽く一瞥してくる。
本当っ!!いちいち嫌な奴だなぁ!!
しかも、なんだそれ!?・・これみよがしのペアルック!?
おぉ〜お!?小嶋さんの肩を抱いてるし!!
畜生ぉ!!絵になってんじゃんか!!
★只今、ランキングに参加中です!!こ〜んなつたないもの書きをしとりますが!もし!お目にとまった際には出来ましたら、応援の程よろしくお願いいたします!!皆さんの!そこのあなたの愛ある応援こそ!!が!!それこそが、なによりもの古田の励みとなっております♪
愛があればLove is ok?ってなわけで応援の程よろしくお願いします★






